大同ゴム人間インタビュー

個性もイロイロ!大同ゴムで働く先輩たちのリアルな声をお届けします。

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K・Y

R3年4月入社 / 技術課 / 副主任

Profile

新卒で入社以来、技術課に所属しています。当初は製品や材料の基礎知識を身につけたり、現場研修を経て、徐々に設計業務を担当するようになり、現在は、編上ホースの設計や、新規材料の開発を担当しています。試作の評価や仕様書の作成、現場での試作品の立ち合いなど、製品が形になるまでの一連の工程に関わっています。

Q1.この会社に入社を決めた理由は?

大学では化学を学んでいたこともあり、化学メーカーへの就職を希望していました。一社でじっくりと腰を据えて働きながら、技術を積み上げていける企業を探していた中で、当社に出会いました。

工業用ゴムホースという製品は普段の生活ではなかなか目にする機会はありませんが、インフラや産業機械など、幅広い分野で使われており、社会を支える重要な部品だと知りました。「見えないところで社会を支えるものづくり」に関われることに誇りを感じ、この仕事に魅力を感じました。また、本社と工場が同じ香川県丸亀市にあるため、県外への転勤がなく、地元で安定した生活を送れる点も大きな決め手となりました。

Q2.印象に残っている仕事やエピソードは?

現在取り組んでいる新製品開発のプロジェクトは、これまでで最も印象に残っている仕事の一つです。

使ったことのない新しい材料を用いた開発であったため、これまでの知識や経験があまり通用せず、まさにゼロからのスタートでした。試作と評価を何度も繰り返す中で、失敗も数多く経験しましたが、粘り強く試行錯誤を続けた結果、ようやく満足のいく性能を持つ製品を完成させることができました。

お客様からの評価も高く、実際に現場での使用が始まったときには、大きな達成感を味わいました。この経験を通じて、自分自身が技術者として一歩成長できたと実感しています。また、困難な課題に立ち向かって成果を形にする喜びは、この仕事ならではのやりがいだと思います。

Q3.やりがいや魅力を感じるのはどんなときですか?

業務は基本的に、自分でスケジュールを組み立てながら進めています。主な業務内容は、仕様書の作成、試作品の評価、報告書の作成などですが、プロジェクトごとに取り組む内容が異なるため、日によって作業内容が大きく変わるのが特徴です。

ルーチンワークが少ない分、自分で考えて行動する力や柔軟な対応力、そして責任感が求められますが、その分、自由度が高く、やりがいのある環境だと感じています。自分の工夫や判断がそのまま成果に繋がるため、主体的に取り組みたい方にはとても魅力的な職場だと思います。

Q4.未経験からでも成長できると感じた点は?

入社前はゴムやホースに関する知識はまったくありませんでした。しかし、入社後は基礎から丁寧に教えてもらえる環境が整っており、実務を通じて少しずつ理解を深めていくことができました。

製品開発の仕事は、材料の選定から評価まで多くの工程があり、実際に手を動かしながら学べる点がとても魅力的です。はじめのうちは専門用語や業界特有の知識に戸惑うこともありましたが、周囲の手厚いサポートと自分の努力の積み重ねで、ひとつずつ乗り越えてこられました。

未経験でも、意欲があればしっかりと成長できる環境があります。新しいことに挑戦したい方には、ぜひおすすめしたい職場です。

これから入社する人へのメッセージやアドバイスをお願いします。
専門的な知識や経験がなくても、意欲と好奇心があれば大丈夫です。私自身も、ゴムに関する知識はゼロからのスタートでしたが、先輩方が丁寧に教えてくださり、社内の勉強会なども通じて、自然と知識を身につけることができました。試作や評価だけでなく、製造現場とのやり取りなども経験できるため、技術者として幅広く成長できる環境があります。ものづくりに興味があり、粘り強く取り組める方にとっては、きっとやりがいを感じられる仕事だと思います